DTM初心者向け入門講座

ドラムレコーディング対応の多入力オーディオインターフェイス

宅録経験者なら既にオーディオインターフェイスはお持ちかと思います。ですが、あなたの手持ちのオーディオインターフェイスはいくつの入力端子が付いていますか?おそらく一つか、二つでしょう。ギターやボーカルのレコーディングには一つか二つの入力で問題ないのですが、ドラムの場合はさらに多くの入力が必要となります。

ドラムレコーディングに必要なオーディオインターフェイスの特徴

最低8入力に対応できるものを選ぶ

それではドラムレコーディングに必要な入力数はいくらか、ざっと数えてみましょう。

  • ①バスドラム
  • ②スネア
  • ③タムタム1
  • ④タムタム2
  • ⑤フロアタム
  • ⑥オーバーヘッド右
  • ⑦オーバーヘッド左
  • ⑧ルームマイク

最低限見積もっても8個は必要になります。さらに上のクオリティを求めるならスネアの裏、ハイハット、ライド、チャイナなどもマイキングしたいところなので、軽く10個以上の入力は必要になってくるでしょう。ですので、多入力のオーディオインターフェイスは必要不可欠です。

「オーディオインターフェイス」と「マイクプリ」の違いは?

ドラムレコーディング用のオーディオインターフェイスについて調べていると疑問に思うのが「このオーディオインターフェイスは結局いくつ入力できるのか?」ということ。商品説明では一見「16」とあっても入力端子が8つしかなかったりして、「裏に端子があるのかな?」と思う人もいるかもしれません。そこで注意しなければいけないのが、「マイクプリ」という機器・機能の存在です。

TASCAM US-20x20

TASCAM US-20x20:リアパネル
TASCAM US-20×20

参考までにTASCAM US-20×20を例にあげると、このオーディオインターフェイス単体では入力は8つまで対応しています。しかし商品説明には「16入力」と書いてあるのですが、これは「マイクプリという機器を別途繋げば16入力まで対応します」という意味です。つまり、入力として成り立つためには「マイクプリ」機能も搭載している必要があり、TASCAM US-20×20の場合は単体では8つまでの入力に対応し、別途マイクプリを繋げば16入力まで対応する、ということ。少々ややこしいですが、ドラムレコーディング用のオーディオインターフェイスを選ぶ際、この知識が必要不可欠なのでメモしておくと良いかもしれません。

ドラムレコーディングに適したオーディオインターフェイス

Roland STUDIO-CAPTURE、OCTA-CAPTURE

Roland STUDIO-CAPTURESTUDIO-CAPTURE

Rolandの STUDIO-CAPTURE は定評のあるマイク・プリアンプ VS-PREAMP を12基装備したオーディオ・インターフェースです。最大で24ビット/192kHz、16イン/10アウトの入出力に対応しているので、バンドの一発録り、本格的な音楽制作システムの中心として活躍するでしょう。視認性の高いレベル・メーターおよびモニター・ミックス端子、新設計のコンプレッサー・アルゴリズムを採用しているので、より柔軟なレコーディング環境を実現できます。

Roland OCTA-CAPTUREOCTA-CAPTURE

OCTA-CAPTUREは耐久性も高くコンパクトな筐体の中に、先述のマイク・プリアンプ VS PREAMP を8基装備し、最大24bit/192kHzの10 IN/10 OUTでのUSB 2.0に対応しています。インターフェースの機能は、インプットレベルの自動設定が可能な AUTO SENS 機能など、便利な機能も多数搭載しています。

Roland STUDIO-CAPTURE – Supernice!DTM
Roland OCTA-CAPTURE – Supernice!DTM


MOTU 896mk3 Hybrid、8pre USB

896mk3 Hybrid896mk3 Hybrid

896mk3 Hybrid は MOTU のオーディオインターフェイスのフラッグシップ・モデルです。
8基のマイクプリアンプ、視認性の高い大型レベルメーター、全アナログ出力がXLRコンボでシンセサイザーやドラムマシン・大規模モニタースピーカーなど豊富で柔軟な入出力、USB2.0端子とFireWire端子の両方の接続が可能で、WindowsとMacOSの64BitOSネイティブ対応しています。最長60秒のリバーブや7バンドEQなどのエフェクターを搭載した専用デジタルミキサー「CueMix FX」搭載、クリッピングやレイテンシーは皆無で、フル装備のプロフェッショナルモデルと言っていいでしょう。

8pre USB8pre USB

8pre は、8基の入力を装備しており 24bit/96kHz 対応の USB オーディオインターフェイスです。ADAT オプティカル デジタル端子を装備し、 96kHz 動作時でも 8チャンネルの同時録音・再生が可能となっています。その他にも MOTU制のオーディオインターフェイスの拡張機器としても使用可能なモデルです。

MOTU 896mk3 Hybrid – Supernice!DTM
MOTU 8pre USB – Supernice!DTM


PreSonus FireStudio Project

PreSonus FireStudio Project

PreSonus FireStudio Projectは 、一般的にオーディオインターフェイスに装備されているプリアンプ(レールボルテージが10Vから18V)とは異なり、レコーディング・スタジオ・クラスの高電圧、高電流動作のクラスAディスクリートプリアンプ XMAXを搭載しており、そのレールボルテージは30Vです。高いレールボルテージは低ノイズ、高いヘッドルーム、幅広いダイナミックレンジ、周波数特性を、そして最も重要な音楽的かつ透明でスムースな高域と深みのある低域を実現してくれるでしょう。
入出力は 8IN/8OUT を備えており、24bit/96kHz でのレコーディングが可能です。
また、付属Dawソフトとして Studio One Artist がバンドルされているのも魅力的のひとつになっています。

PreSonus FireStudio Project – Supernice!DTM


TASCAM US-16×08

TASCAM US-16×08

TASCAMの US-16×08 は、アナログ同時16チャンネル入力が可能な、16入力8出力のUSB接続 オーディオMIDIインターフェースです。
US-16×08 は、オーディオインターフェイスの最重要部と言えるマイクプリアンプにEIN-125dBuのUltra-HDDAマイクプリアンプを8基装備しています。
マイク、ライン入力のヘッドルームは20dBに設定されているので、ドラムや業務用機器の瞬間的な高レベル入力にも対応できるでしょう。
先鋭的なデザインは、数多くの音楽制作機器を手がけてきたドイツ人のデザイナー Axel Hartmann(アクセル・ハートマン)によるものです。
また、iPadなどiOSデバイスへの接続にも対応しており、Apple純正のLightning-USBカメラアダプタを用意すれば、iPadのオーディオインターフェースとしても使用可能です。

TASCAM US-16×08 – Supernice!DTM


M-Audio M-Track Eight

M-Audio M-Track Eight

M-AudioのM-Track Eightは、8IN/8OUT、24bit/96kHz対応の1UサイズでUSB接続のオーディオ・インターフェイスとなっています。M-Audioが独自開発したOctaneプリアンプを搭載しており、高品位な音質を実現しています。
さらに、モニター出力とヘッドフォン出力は、レイテンシー(遅延)のないダイレクトモニタリング8チャンネルの入力信号が、コンピューターへ接続しなくても可能となっています。また音楽制作ソフト Steingerg Cubase 7 LE がバンドルされています。
各チャンネルには、XLR + 1/4″のコンボ入力端子、ファンタム電源、およびレベルメータと入力ゲインを装備していますので、マイク、ギター&ベース、シンセサイザ、ドラムマシン、DJミキサなど、様々な機器に接続し、レコーディングが可能となっています。

M-Audio M-Track Eight – Supernice!DTM


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