DTM初心者向け入門講座

ギターレコーディングのコツ

ギターレコーディング

ギタリストのためのレコーディング・チュートリアル。エレキギター/アコースティックギターそれぞれの録音方法やマイクのセッティング方法などを紹介しています。

自宅レコーディングすることによって自分の実力を知ることに繋がり、上達への近道となります。オーバーダビングなどレコーディングならではの手法を知ることで楽曲をより良いものにしていきましょう。


ギターレコーディングに必要なもの

ギターアンプに通して録音する場合はマイク及びヘッドフォンが必要になります。

レコーディング時の心得

弦を張り替える

弦の鳴りを一番いい状態にするため、レコーディング前に6弦全て張り替えます。弦の鳴りは手汗などですぐに最初の状態よりも悪くなってしまうので、1日中録音する場合はもう一度張り替える場合もあります。

1テイク毎にチューニングを行う

1テイク録る毎にチューニングを行います。神経質過ぎるように思いますがギターは本来ピッチが狂いやすい楽器です。

シールドはできるだけ短く・高品質なものを

レコーディングに使用するシールドはできるだけ高品質なものを使用しましょう。粗悪なケーブルは原音の音質を低下させる原因にも繋がります。またケーブルが長ければ長いほど電圧低下につながり音ヤセの原因に繋がります。「1cmでも短く」心がけると良いでしょう。

MONSTER CABLE ROCK シリーズ

MONSTER CABLE MONSTER ROCK/6FT
高品質なギターケーブルで知られる MONSTER CABLE のエレキギター用シールド「ROCK」シリーズ(「ROCK」シリーズ以外がベース用となります。)。MONSTER CABLE のシールドは「音が太くなる」と言われることから、エレアコを使ったライブやレコーディングに使用されることもあります。
22cmのパッチケーブルから、約3.6mの「M ROCK2-12 / M ROCK2-12A」、約6.4mの「M ROCK2-21 / M ROCK2-21A」がラインナップされています。M ROCK2-12、M ROCK2-21 共に室内でのレコーディング作業に適しています。
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エフェクター・ペダルは極力使わない

パッチケーブルの多用による音質劣化を防ぐため、ペダル独特の音色がある場合を除いてエフェクターは使わないようにします。リバーブやコンプレッサー、ディレイなど大Wソフト内蔵のミックスダウン時にプラグインで表現できるエフェクトは、後から処理すれば大丈夫です。
それでもエフェクターを使用するという場合は、1本でも状態の悪いケーブルを繋いでしまうと音質劣化が起こるため、全てのケーブルを状態の良いものにしておきましょう。

様々なレコーディング方法

ギターレコーディングでは3通りの録音方法があります。

ラインで録音する

ギターのoutputジャックからオーディオインターフェイスにケーブルで接続して音を出します。手間がかからず自宅レコーディングで最もよく用いられる方法です。Dawソフト内蔵のギターアンプシミュレーターで好みのサウンドに設定、録音を開始します。

マイクをたてて録音する

ギターアンプ本来のサウンドに近い、臨場感ある音でレコーディングする方法です。音楽スタジオにDawソフトが入ったパソコンとマイク、オーディオインターフェイスを持っていけば誰でも実現可能です。

ギターアンプのマイキング

ギターアンプのマイキング 2本のマイクの位置や距離に差をつける

エレキギターの音色は

  • アンプ・スピーカーとマイクとの距離
  • アンプ・スピーカーとマイクとの角度
  • アンプ・スピーカーとマイクの位置関係

など、マイクの位置によって微妙に変化します。スピーカーとマイクとの距離が近い程、サウンドはヌケが良く直接的な音になります。スピーカーの中心からマイクが離れるほど高音域は低減されます。スピーカーの芯から離してセッティングするケースが定番です。2発4発など、複数スピーカーがあるアンプの場合は、一番音が鳴っているスピーカーを狙います。

使用するマイクはダイナミックマイク「SHURE SM57」が定番で、SM57 と好みのコンデンサーマイクの2本で録音し、2つの音をミックスしていくやり方がレコーディングでの定石ですが、SM57 1本でも臨場感あるギターサウンドが録音できます。SM57 は多くのスタジオでレンタルすることができます。このほか SENNHEISER MD421 のダイナミックマイクなども使用されます。(SENNHEISER MD421 について詳しくはドラム録音・レコーディング用マイクページにて)。

アコースティックギターのマイキング

アコースティックギターのマイキング

アコースティックギターの場合はコンデンサーマイクがあれば高品質なサウンドで録音することができます。アコースティックギターはサウンドホール(穴の開いた部分)が最も音量が豊かなポイントですが、ここをマイクで狙うとたいていハウリングを起こします。サウンドホールから少しはずした位置にセッティングすると良いでしょう。ネック寄りにセッティングするとマイルドな音色に、ブリッジ寄りにセッティングすると堅くキラキラした音色に変化します。2本立てて録音する場合もあります。

マイクを使い分けよう

リフやリードには単一指向性のダイナミックマイク、クリーントーンなど弦の響きを活かしたい場合はコンデンサーマイクを使うといいでしょう。両方のマイクで録る合わせ技によってパワフルかつ奥行き感を加えた音にすることもできます。
アンプの後ろを狙って音に太さをプラスする、なんていう手法もあります。

小型アンプのスピーカー・アウトを使って録音する

正直、アンプを通らないラインの音は物足りないですよね。そんなとき良質な小型アンプがあれば少しだけギターの音を良くすることができます。

エレキギターをアンプに接続し、アンプに付いているスピーカーアウトからオーディオインターフェイスに接続、録音します。原音が一度アンプを通り増幅されるのでラインの音よりも太くコシが出ます。Blackstar HT-5Rクラスのアンプだとこの手法でなかなか良い音が録れるのでオススメです!

小型ギターアンプ – Supernice!ギターアンプ

ピッキングの音を拾ってみよう

エレキギターでもアコースティックギターでも、マイクを右手の位置に近づけて録音する手法があります。こうして録音した音と普通に録音した音をミックスすることによって、アルペジオやストロークなどピッキングのニュアンスが強調された表現にすることができます。その際、薄いペラペラなピックを使うとさらにGood!

レコーディング・テクニック

同じリフを2本録る

ロック系の楽曲でリフがメインの楽曲の場合、同じフレーズのリフを2回録り、2本のオーディオデータの定位を左右に振り分ける(PANする)ことでより迫力のあるダイナミックな表現になります。2本のギターのイコライジングを微妙に変えたり・種類の違うギターで録りわけたりしてみましょう。

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