DTM初心者向け入門講座

おすすめのMIDIキーボード

MIDIキーボード

MIDIキーボードは「MIDI対応の鍵盤キーボード」です。USBでパソコンと直接接続します。
実際にMIDIキーボードが無くても何位ら問題なくDTMはできますが、パソコンのキーボードでのMIDI入力作業は効率が悪く、シンセサイザーなどのソフトウェア音源を操作していても、楽器を実際に演奏するときに得られる直感的なインスピレーションは涌きにくいという難点があります。

MIDIキーボードは基本的には単体で音は鳴らない

MIDIキーボードは基本的にパソコンのソフトウェア音源や外部ハードウェア音源を演奏するための鍵盤です。ハードウェア・シンセサイザーと違い、MIDIキーボード単体で音が鳴ることはありませんので注意しましょう。
しかし KORG TRITON taktile-49 など最近では音源が付いているモデルなども販売しています。

MIDIキーボードのメリット

MIDIキーボードは、ドラムの打ち込みやシンセサイザーの音色のエディット/演奏の際のMIDI入力作業を格段に楽チンに、スムーズにしてくれるツールです。本当に必要かどうか悩んでいる人は以下のメリットに目を通してみて下さい。

作業が直感的に・楽になる

パソコンのキーボードではソフト音源を演奏する時にいちいちオクターブ上への移動をしなければならないのですが、MIDIキーボードにこのようなストレスはありません。
ドラム音源のプリセットの音も移動することなく全ての音色を鍵盤で鳴らすことができます。
また、ベースラインも鍵盤で演奏することによってより直感的に操作することができ、より実際の楽器の感覚でMIDIを入力することができます。
ストリングスなど重厚な和音も、何度も編集することなくその場で演奏することができます。

モデルによっては様々な機能を使うことができる

近年のMIDIキーボードでは、単にパソコン内ソフト音源を演奏するだけでなく、ソフト音源の様々なパラメータを操作することができる機能などが搭載されているモデルが登場しています。どのような機能があるかをみていきましょう。

ピッチベンド・モジュレーション

ピッチベンド・モジュレーション KORG microKEY-37

音程を滑らかに上下するピッチベンド・音にビブラートをかけるモジュレーション、専用スライダーを搭載しているMIDIキーボードは、これらの機能を利用できます。
ピッチベンドのかかり具合などもMIDIデータとしてDawソフトで録音可能、演奏に臨場感を加えることができます。

ノブ・スライダー

ノブ・スライダー KORG TRITON taktile-49

ノブやスライダーが搭載したMIDIキーボードでは音量やPAN情報の調節、ソフト音源のパラメータを割り当てられることができます。
オシレータやフィルターなどのパラメータを割り当てれば、ハードウェアのシンセサイザーを操っているのと同じ感覚で操作可能、リアルタイムのミキシングなど音の作り込みに最適です。

パッド

パッド AKAI MPK mini MK2

AKAI MPK シリーズなど、ドラムの打ち込みなど扱いやすいように叩いて音を鳴らす「パッド」が付いているモデルがあります。通常のドラムトラックの打ち込みなどは鍵盤でも十分に対応できますが、ライブ・パフォーマンスなどリアルタイムでのパーカッシブなプレイの場合は重宝する機能です。

MIDI端子

MIDI端子 Alesis QX61

MIDI端子を搭載しているモデルでは、アナログシンセサイザーやシーケンサーなど外部MIDI音源を接続し、演奏することができます。初めから外部ハードウェア音源を持っている/外部音源を弾きたいと思っている人は、購入前にMIDI端子の搭載の有無についても確認しておくとよいでしょう。

鍵盤数について

各社から発売しているMIDIキーボードを見ると、25、32、49、61、88 と鍵盤数が異なるモデルがラインナップされています。それぞれ大きさや用途が異なってきますので、自分がどういった使い方をしたいかを考えながら選ぶと良いでしょう。購入したはいいものの、テーブルに置けるサイズじゃなかった...なんていう事態を避けるために、製品の寸法を把握しておくことは重要です。

25、32鍵

25鍵のMIDIキーボード 25鍵のMIDIキーボード:KORG microKEY-25

机の上にも置きやすく持ち運びにも便利というメリットがある、最もミニマムなコンパクトサイズのMIDIキーボードです。オクターブアップ/ダウン・ボタンを押すことでオクターブ上下を弾くことができます。
ピアノ演奏は苦手だけどドラムトラックの打ち込みやシンセのリードなど簡単なフレーズを弾きたい人、ライブパフォーマンスに手軽に持ち運びたい人にオススメです。


49、61鍵

49鍵のMIDIキーボード 49鍵のMIDIキーボード:Native Instruments S49

49鍵盤は、机の上にもギリギリ置ける程度の大きさの標準的なサイズ。コンパクトサイズのモデルよりもオクターブ上下の演奏も楽にでき、また大きくなった分フェーダーやツマミ類のコントロール類が搭載され機能も充実しています。ドラムトラックの打ち込みやシンセリードの演奏、またピアノ演奏にも対応できるなど、自宅で本格的にじっくりとDTMしたい人にオススメのモデルです。

自宅のテーブルの長さを確認しておこう

このクラスのMIDIキーボードを購入する時は、本体の横幅と自宅のDTMテーブルの長さを正確に把握しておくことが重要です。「せっかく購入したのに、テーブルに収まりきらなかったので仕方なく別の場所に置いている」なんてことにならないように、購入する前にMIDIキーボードの寸法を確認、自宅のテーブルをメジャーなどで計測し、テーブルに収まりきるモデルを手に入れて下さい。


88鍵

88鍵のMIDIキーボード 88鍵のMIDIキーボード:Arturia KEYLAB 88

88鍵盤はアコースティックピアノと同じ鍵盤数となり、MIDIキーボードとして最上位フラッグシップとなります。このクラスになると鍵盤を押した時に質感にもこだわったモデルが登場するなど、ピアノ/キーボードをバリバリ弾きこなす人向けのモデルといえるでしょう。ほとんどの場合、専用のキーボードスタンドが必要になってきます。

DTM初心者におすすめのMIDIキーボード

これから初めてMIDIキーボードを手に入れるというDTMerにおすすめのMIDIキーボードを紹介しています。

KORG microKEYシリーズ

KORG microKEYシリーズはシンプルなルックス/機能を搭載したMIDIキーボード。コストパフォーマンスに優れており、はじめてのMIDIキーボードとしても最適なモデルです。
25鍵のモデルにはジョイスティック、アルペジエーターボタン、サスティン/タップのボタン等が搭載。37鍵と61鍵のモデルにはジョイスティックはなくピッチ・ベンド・ホイール、モジュレーション・ホイールが搭載されています。またiPadに直接接続しての使用が可能となっています。(25鍵モデルはCamera Connection Kitが別途必要です)。
2015年11月にシリーズはmicroKEY2と一新され、iPhone/iPadと繋いでiOSアプリのMIDIキーボードとして使用することもできるようになりました。また、microKEYシリーズには音楽制作に関連する数多くのソフトウェアがバンドルされており、こちらも大きな魅力です。

付属音源:KORG Legacy Collection スペシャル・バンドル(61鍵モデル)、M1 Le(25/37鍵モデル)、EzDrummer Lite 、Ableton「Live」シリーズ(ディスカウント・クーポン)、Lounge Lizard Session 、Ultra Analog Session 、Strum Acoustic Session

KORG microKEY2シリーズ - Supernice!DTM


IK Multimedia iRig Keysシリーズ


iRig Keys Mini

iRig Keysシリーズは、マルチ音源「Sampletank」やiOSデバイス「iRigシリーズ」で広く知られるようになったIK Multimedia社が提供するMIDIキーボードです。パソコンと繋いで使用できるだけでなくiPhone/iPadに繋いでiOSアプリの音源を演奏することができるという、iOSデバイス製品を数多くリリースしてきたIK Multimediaならではの機能によってこのiRig Keysシリーズも人気機種となりました。

レギュラーラインナップの他に、コンパクトな25鍵ミニ鍵盤の「iRig Keys Mini」、フルサイズのベロシティに対応した37鍵の「iRig KEYS PRO」がラインナップされています。

IK Multimedia iRig Keys Mini - Supernice!DTM
IK Multimedia iRig KEYS PRO - Supernice!DTM


KORG taktile シリーズ

KORG TRITON taktile-25 KORG TRITON taktile-49

ノブ・フェーダー・パッドなどMIDIキーボード/コントローラーとしてのフル機能を搭載、それだけでなくKORG社の定番シンセサイザー「TRITON」のサウンド512音色を内蔵、さらにKORG社の カオシレーター譲りのタッチ・パッドやアルペジエーター機能を搭載するなど、すぐにシンセを鳴らすことができるうえに音楽的な知識がなくても楽しく打ち込みができるなど、KORGらしさが満載の充実したモデル。
25鍵盤「TRITON taktile-25」、49鍵盤「TRITON taktile-49」の2機種がラインナップしています。

KORG TRITON taktile – Supernice!DTM


Roland A49、AProシリーズ

Roland A49 AK49

A-300Pro A-500Pro A-800Pro 左から:A-300PRO、A-500PRO、A-800PRO

A49は、Mac/Windows/iOS(iPhone/iPad)で使用できる他、ピッチやボリューム・好みのパラメータをアサインして自由にコントロールできるD-BEAM機能、そしてRland屈指のSuperNATURAL音源のコントロールに最適化された、シンプルなMIDIキーボード。

AProシリーズはA49にスイッチ/フェーダー/ツマミ/パットといったコントローラーを搭載、DAWソフト「Sonar」と相性の良いモデルとなっています。

Roland A-300PRO – Supernice!DTM
Roland A-500PRO – Supernice!DTM
Roland A-800PRO – Supernice!DTM


AKAI MPKシリーズ

AKAI MPK mini MK2 MPK261 AKAI MPK mini MK2、MPK261

NUMARKジャパンコーポレーションのAKAI Professionalの「MPK」シリーズは数多くのラインナップを有するMIDIキーボードの老舗と言えるメーカーで、新しいものでは4種類のMIDIキーボード MPK225 (25鍵)/ MPK249 (49鍵)/MPK261(61鍵)/MPK mini MK2(25鍵ミニ鍵盤)がラインナップされています。
パッドにはバックライトベロシティRGBトリガーパッドが採用されており、カラフルなライティングを機能に応じて使うことが可能です。そのうえパソコンのキーボードからのコマンドの送信にも対応しています。また、iOSデバイスにも接続して使用することが可能な低電力モードを装備しています。(別途カメラコネクションキットが必要)
DAWソフトAbleton Live Lite 9 の他に、AKAI Professional MPC Essentials、SONiVOX Wobble、AIR Music Tech Hybrid 3 などの音楽制作ソフトウェアが付属しています。

中でも mini MK2 は、コンパクトサイズながらも8つのツマミと8つのパッドを搭載、コントロールアサインも楽に行うことができ、ノートリピート機能やアルペジエータ機能まで搭載するなど、1万円を切る価格帯の中でも機能豊富、はじめてのMIDIキーボードとして十分に活躍できるモデルです。

AKAI MPK mini MK2 - Supernice!DTM


Alesis Vシリーズ

2014年10月に発売されたAlesis Vシリーズはフルサイズ(ピアノとおなじ鍵の幅と奥行き)のMIDIキーボードで、25鍵、45鍵、61鍵の3機種展開です。
鍵盤の数以外のコントロールサーフェス部は3機種とも統一された内容で、ビートの打ち込みやサンプリングした音のトリガーに使いやすく、バックライト機能のついた8つのパッドがあり、しかもベロシティ対応なので、強弱を表現しやすくなっています。ユーザーがアサイン可能な4個のノブとボタンがあり、ピッチベンドホイールとモジュレーションホイールによる豊かな演奏の表現も可能です。リアパネルには別売りのサスティンペダル用端子入力があり、電源供給はUSB端子バスパワーのみとなっています。
DAWソフト Ableton Live Lite 9 および Xpand!2 by AIR Music Techが付属(ダウンロード)しています。
また、上位モデルのVIシリーズは、更にノブやボタンが多いモデルとなっており、ボタンが多い方が使いやすいAbleton Live ユーザには是非こちらもチェックしてもらいたいラインナップとなっています。

Alesis V25 - Supernice!DTM
Alesis V49 - Supernice!DTM
Alesis V61 - Supernice!DTM


Arturia MINILAB

Arturia MINILAB Arturia MINILAB

ArturiaのMINILABは、25鍵のコンパクトなUSB接続のMIDIコントローラーですが、ソフトウェアシンセサイザーの ANALOG LAB が付属しており ハイブリッドシンセサイザー という位置づけになっています。
鍵盤はベロシティ対応なので強弱の表現が可能です。またピッチとモジュレーションがホイールではなく、タッチコントローラーになっています。
付属の ANALOG LAB には8つのソフトシンセサイザー(MODULAR V / MINI V / ARP 2600 V / CS-80 V / JUPITER-8 V / PROPHET V / OBERHEIM SEM V / WURLITZER V )から5000の音色がコレクションされています。幅の広がる様々な音色も一気に手に入れられるということで、更に音楽制作が楽しくなるパッケージングになっています。

Arturia MINILAB - Supernice!DTM


特徴別:MIDIキーボード一覧

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