おすすめのアナログシンセサイザー入門機[記事公開日]2021年9月12日
[最終更新日]2021年09月14日

アナログシンセサイザー

独特のサウンドと操作性でDTMerを魅了して止まないアナログシンセサイザー。アナログシンセの独特の暖かみやエグい音質などは年々評価され、音楽ソフトウェアで再現されていたりします。ですが真のアーティストたるもの、やはり直感的に操作できて自分だけの音色を作れるハードウェアのアナログシンセを持ちたいもの。

敷居が高いと思われるアナログシンセですが、近年では10万円以下のコンパクトな「アナログモデリング」ではない100%アナログのシンセサイザーが登場するようになり、未経験者でも手に入れやすくなっています。

そこで今回は、入門機種としておすすめのアナログシンセを紹介していきます。

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1: アナログシンセサイザーとは? 1.1: ノコギリ波、サイン波?波形って何? 1.2: フィルターって何? 1.3: エンベロープって何? 1.4: アナログシンセで何ができるの?KORG Monotribeをチェック! 2: おすすめのアナログシンセ入門機種 2.1: KORG volcaシリーズ 2.2: Arturia MiniBrute 2 2.3: KORG monologue 2.4: KORG minilogue / minilogue xd / minilogue xd module 2.5: BEHRINGER MS-101 2.6: BEHRINGER ODYSSEY 2.7: IK Multimedia UNO Synth Pro

アナログシンセサイザーとは?

アナログ・シンセサイザーは、独特の温かみのある太い音色を持ったアナログ回路で構成されたハードウェアシンセサイザーのことで、1960年代に登場、その後90年代に入り再評価されデジタル技術が発展した現在においても高い人気を誇り、近年ではUSB端子を搭載した機種が登場したりと、いまだに各社とも新商品をリリースする分野でもあります。

アナログシンセの仕組みは、ノコギリ波/サイン波/パルス波など波形をVCOで設定、VCFで音色を決め、VCAでエンベローブや音量を調整、その後LFOなどを経て音にエフェクトを付加し音を作り込んでいきます。
アナログシンセを製造するブランドとして有名なのが Moog、KORG、Dave Smith Instrumentsなどです。

モノフォニックとポリフォニックの違い

シンセのスペックを確認すると必ずといっていい程、モノフォニックとかポリフォニックとか書かれていると思います。
モノフォニックとは同時に1音しか出せない(和音が出せない)シンセのことを言います。「一音しか出せないなんて使えない」と思うかもしれませんが、おかげで独特の演奏方法を持っていたりメリットもあるんです。ベースやリード・プレイの時はモノフォニックがいいですね。
アナログシンセは基本的にモノフォニックです。

一方ポリフォニックは同時に複数の音を鳴らせる(和音を出すことができる)シンセのことを言います。

ノコギリ波、サイン波?波形って何?

波形 KORG Monotribe:波形を選択する

アナログシンセサイザーでは一から音色を作るのですが、最初にオシエーターで基本となる波形を選ぶところから始まります。波形そのものの説明は難しいのですが、音色を構成する要素の最小単位といったところでしょうか。そのときに選ぶことになる代表的な波形が「サイン波」「ノコギリ波」「矩形波」「三角波」の4種類。簡単にそれぞれの波形の解説をしていきましょう。

サイン波(sine wave)

日本語表記では正弦波とも呼ばれます。サイン波には倍音が全く含まれていないため丸い音がします。主張しすぎない優しい音色なのでR&Bなどでイントロや間奏のメロディーラインとして使われることが多いですね。

ノコギリ波(sawtooth wave)

デジタルシンセサイザーにプリセットされているリードシンセ系の音色にはよく「Saw Lead」「Saw Wave」のようなネーミングがありますが、あれはこのノコギリ波から作られているのです。いかにもシンセらしいド派手な音色を作りたいときには重宝します。

矩形波(Square wave)

難しい漢字ですが読みは「くけいは」です。ノコギリ波ほど倍音がないので派手さは控えめですが使いやすいリード向きの音ですね。その世代の人は聴けばすぐ分かると思うのですが、いわゆるファミコンの音です。

三角波(triangle wave)

三角波は矩形波よりもさらに倍音が控えめなのでおとなしく丸い音がします。イメージとしてはサイン波と矩形波の中間のような音色でしょうか。楽器でいうとフルートなど優しい音色を作るのに重宝するのではないでしょうか。

フィルターって何?

MOOG MINITAUR:フィルターMOOG MINITAUR:フィルター部分

前述したようにアナログシンセサイザーではオシエーター部で基本となる波形を選ぶところからスタートします。そして次にフィルターという音色を加工するセクションに進むことになります。基本波形を加工してよりシンセサイザーらしい音色にするための重要なセクションです。

このように説明するとフィルターはシンセサイザーの専門用語と思われるかもしれませんが、ドリップコーヒーを濾すときに使うコーヒーフィルターや有害サイトのフィルタリングなど、実は日常的に見かける単語ですね。簡単に言うと「特定の成分を取り除く」という意味合いになります。

さてフィルターには様々な種類がありますが、その中でも代表的なフィルターが「ローパスフィルター」「ハイパスフィルター」「バンドパスフィルター」の3種類になります。

ローパスフィルター(LPF)

これはその名の通りローパス(低音を通す)フィルターで、別名ハイカットフィルターとも呼ばれます。ローパスフィルターはシンセサイザーのフィルターの中でもっとも使用頻度の高いフィルターで、中にはローパスフィルターしか搭載されていないシンセサイザーもあるほど。そのためとりあえずローカットフィルターの使い方さえ覚えておけば間違いありません。

ハイパスフィルター(HPF)

これはローパスフィルターとは真逆で高音を通すフィルターで、別名ローカットフィルターとも呼ばれます。ローパスフィルターに比べると地味な存在ですが、低音を削っていくことですっきりした音を作ることができます。

バンドパスフィルター(BPF)

ローパスフィルターとハイパスフィルターを組み合わせることによって中音域だけの音を通すのがバンドパスフィルターです。ローパスフィルターやハイパスフィルターほど使用頻度は高くありませんがなかなか便利に使えるので覚えておきましょう。

エンベロープって何?

KORG MS-20 mini:エンベロープ KORG MS-20 mini:エンベロープ部分

シンセサイザーの音作りでよく出てくるのが「エンベロープ」という用語。前述した波形とフィルターは音色を変化させる部分ですが、エンベロープは音量を変化させる部分になります。エンベロープには「ADSR」と呼ばれる4つのパラメーターがあり、それぞれに意味があります。

A=アタック

アタックは打鍵してから最大音量になるまでの時間を設定することができます。アタックを上げていくとふわっとした音の立ち上がりになっていくため、パッドなどの音色の場合はアタックの値を大きめに設定しましょう。逆にピアノやオルガンのように打鍵した瞬間を最大音量にしたい場合はアタックの値は0に設定します。

D=ディケイ

ディケイではアタックで最大音量に達してからサステインに移行するまでの時間を設定します。これはサステインの効果と一緒じゃないと理解しにくいと思うので、詳しくは下記のサステインの部分で解説します。

S=サステイン

サステインでは打鍵している間の最終的な音量を設定します。オルガンのようにずっと音量変化のない楽器だとサステインは最大に、ピアノのように徐々に減衰していって最終的に音がなくなる楽器だとサステインは0に設定します。またその際どのくらいのスピードで音量が減衰してくるかという値をディケイで設定します。ちなみにサステインを0以外に設定していると打鍵中(アタック・ディケイ通過後)は途切れずずっとその音量で鳴り続けることになります。

R=リリース

鍵盤から指を離してから音が鳴り止むまでの時間を設定します。オルガンのように離した瞬間に音が途切れる楽器の場合はリリースを0に、パッドのようなふわっとした音色の場合はリリースを長めに設定してあげましょう。全ての生楽器はリリースが完全に0だと不自然になるためほんの少しだけ上げるとそれらしく聞こえるようになります。

アナログシンセで何ができるの?KORG Monotribeをチェック!

コンパクトなサイズと1万円代というリーズナブルな価格ながら、正真正銘アナログ100%のシンセサイザー「Monotribe」。8つのステップ・シーケンサー(16ステップ対応)と鍵盤を搭載、フィルター系統はKORGの伝説的アナログシンセ「MS-20」と同じものを搭載、外付けのUSB端子「USBtribe」を購入するとパソコンのDawソフトとも同期できるようになるなど、おもちゃ感覚で使えるにもかかわらず本格的です。

Monotribeのいいところは、とにかく操作が直感的なところです。
ツマミをテキトーに操作していると、いつの間にか面白い音が出るポイントがつかめたりするなど、あるいみ原始的な楽器であるともいえ、アナログシンセの面白さを体感することができます。アナログシンセ初心者の入門機種としてMonotribeはおすすめです。

KORG MONOTRIBE – Supernice!DTM

Monotribeは単体の操作でも面白い演奏ができますが、他の機材と同期させることでより世界が広がります。

シンセサイザーと同期


KORG monotribe + Elektron Machinedrum //Impro ACID JAM
Elektron Machinedrumを使って、シンセサイザーの音をmonotribeにシンクロ(同期)させています。ベースラインとフィルターのかけ具合だけで延々と引っ張っていきます。


monotribeでRadiasをトリガしてみた
monotribeのSync Outを、KORG RADIAS RのAudio Inputに接続し、RADIASのEnvelop Followerを使って音源をトリガーしています。上の動画とは逆に、こちらではmonotribeの音をシーケンサーにシンクロ(同期)させているんですね。

アナログシンセサイザーと同期


korg monotribe sync? with MS-20
monotribeのSync信号を、KORG MS-20のExternal Signal Processerでプロセスし、トリガー信号とSample&Hold用のクロックを取り出しています。


Korg Monotribe + Roland TR909 + 1 Hand
こちらはMS-20と並ぶアナログシンセの名機、Roland TR909との同期。TR-909からmonotribeに同期信号を送っています。まさにミニマル・テクノといった趣。


Doepfer Dark Time / Dark Energy / Korg Monotribe
こちらは、Doepher社のアナログ・シンセサイザーDark EnergyのSync Outputから、monotribeのSync Inに接続し、アナログ・シーケンサーDark Timeがマスターとして動いてます。

シーケンサーと同期


monotribe ESX SYNC モノトライブ 同期テスト
ELECTRIBE・SXのIndividual Output3から、monotribeへ同期信号を出しています。


Octatrack meets Monotribe
Elektron社OctatrackのCue Outputから、同期信号をmonotribeのSync Inに送り、monotribeのAudio Outputを、OcatrackのAudio Inputに接続

Dawソフトと同期


monotribe with ableton live
オーディオ・インターフェイスのOutput 1/2から、Ableton Liveのマスター・アウトを、Output 3/4から同期信号をmonotribeに送り同期を取っています。
MIDIコントローラーとしてNovation社のLaunchPadを使用、シンセのリードパートをmonotribeで演奏していますね。

ゲーム機と同期


monotribe and GAMEBOY, Derezzed session
ゲームボーイにダフトパンクの楽曲「Derezzed」の旋律が入っていて、それにmonotribeでドラムや効果音で味付けしています。

生ドラムと同期


Korg Monotribe triggered with piezo pickup
生ドラムと同期することも可能!ドラムキットに取り付けたピエゾ・ピックアップをmonotribeのSync Inに接続しています。もはや楽器であれば何でも同期できそうですね。

KORG MONOTRIBE – Supernice!DTM

その他、おすすめのアナログシンセ入門機種

KORG volcaシリーズ

KORG volca sample KORG volca keys KORG volca beats KORG volca bass

2013年に登場したKORGの小型アンログシンセのシリーズ。発売当初よりラインナップを増やし続け、現在では以下の9機種に及んでいます。

FM / sample2 / modular / drum / keys / beats / kick / bass / volca nubass

それぞれ名前から目的や出力されるサウンドがおよそ想像できる通り、FM音源やサンプラー、リズムマシンなどを始めとする多様なサウンドに特化したものがそれぞれに製品化されており、目的に応じて導入できるようになっています。ループシーケンサー、MIDI inやSYNC端子の搭載による他機やPCとの連携など、十分な拡張機能を備えているため、小型ながら使用法の幅は広く、初心者はもちろんシンセに慣れた人にも面白い存在です。

特にこのサイズでパッチングの楽しさが味わえるvolca modularは「遊びながら音を作る」というアナログシンセの面白さを一台に凝縮したような存在で、シンセに慣れていない人に特におすすめしたいモデルです。ただし、演奏を意図した上での鍵盤は付いていないため、リアルタイムの演奏には別途コントローラーが必要になるでしょう。

KORG volca keys
KORG volca bass
KORG volca beats
KORG volca FM
KORG volca nubass
KORG volca drum
KORG Volca Kick
KORG volca modular
KORG volca sample – Supernice!DTM

Arturia MiniBrute 2

MiniBrute 2

2012年、25鍵の鍵盤を搭載するアナログシンセとして登場したモノフォニックシンセMiniBruteの後継機種。ミキシング可能な二つのオシレーターは非常に分厚いサウンドをカバーしており、強力な音の太さを有するSteiner-Parkerフィルター、サチュレーションと倍音を付加し劇的に音を変えていくBrute Factorなど、前バージョンにも存在した評価の高い機能はそのままに、セミモジュラー・アーキテクチャーを新たに採用、内部での結線の他、48 in/outのパッチベイを搭載しました。このパッチングによる音色作りの柔軟性は特筆すべきポイントで、非常に幅広い拡張性を確保しています。同価格帯においてもアナログモジュラーシンセを手に入れようとするならば、ほぼこの一台に絞られることになるでしょう。アフタータッチに対応した鍵盤や、モジュレーションホイールなどの搭載により、リアルタイムでのライブ演奏にも一台で対応できます。

Arturia MiniBrute 2

KORG monologue

KORG monologue

25鍵のモノフォニックシンセ。姉妹品であるポリフォニックシンセminilogueのスピリットをそのまま継承し、その上でモノフォニックならではのパワフルなサウンドを目指して再構築し、アナログらしい太く明るい音色を得ることに成功しています。二種のオシレーターを持ち、フィルター、エンベロープなど、シンセの軸となる部分において基本的な部分を網羅し、波形を視覚的に表示するオシロスコープ機能を搭載。16ステップのシーケンサーを持ち、初期搭載されている80のプリセットを使用することで、シンセの知識がなくてもつまみをいじって音を変形させていく楽しみを得られるため初心者に最適ですが、1.7kgという破格の軽さと小型、電池駆動可能であることから、持ち運び用途に導入するのも良いでしょう。価格も手頃で、MIDI In/Out、SYNC In/Out端子を装備し、機材の拡張性も高く、幅広く使っていくことができます。

KORG monologue

KORG minilogue / minilogue xd / minilogue xd module

KORG minilogue

コルグを代表するミニサイズシンセのminilogue。本体に37鍵を搭載し、4ボイスの同時発音が可能。上で紹介するmonologueのポリフォニック版といった立ち位置ではありますが、音色の方向性はやや柔らかめ。プリセットが保存できるプログラマブル設計、16ステップのシーケンサー、オシロスコープ機能などはmonologueとほぼ同じ仕様ですが、4つの音を独立で鳴らすのか、ユニゾンで鳴らすのか、アルペジエイターにするのかなど、どのように鳴らすかを選ぶ”ボイスモード”を8種類搭載しているところはポリフォニック式ならでは。

minilogueに機能を追加したminilogue xdは価格が2万近く上がるものの、minilogue以上の評価の高さを誇ります。通常のオシレーターに加え、ノイズ、FMなどを始めとするデジタル式の発音音源が追加され、モジュレーション、リバーブ、ディレイもデジタルエフェクトを搭載。効きの良いローパスフィルターや、サチュレーションを掛けるドライブスイッチ、16ステップのシーケンサーなどはそのままに、デジタルによる要素を適度に追加することで、ハイブリッド式ならではの音色の幅広さを獲得しています。
minilogue xdはその評価の高さゆえに、後に鍵盤が取り除かれた音源部のみのminilogue xd moduleが発売されています。手持ちの鍵盤やDAW上で動かす場合、あるいは追加音源として導入する場合など、こちらを選ぶのも良いでしょう。

KORG minilogue
KORG minilogue xd
KORG minilogue xd module

BEHRINGER MS-101

BEHRINGER MS-101 MS-101-RD

32鍵のフルサイズ鍵盤を搭載したモノフォニックシンセ。1982年に発売され一世を風靡したRoland SH-101を意識した作りとなっており、4つの波形をミックス可能な3340 VCOと呼ばれるオシレーターを核とし、フィルター、エンベロープは基本となるパラメーターを網羅、加えてFMフィルターが装備されています。32ステップのシーケンサー、柔軟なアルペジエーターを搭載し、アナログシンセとしては必要十分ながら、ギターストラップの取り付け、ハンドグリップにベンドホイールなどを割り当て可能、鍵盤がフルサイズであることからも、ステージ上での使用が視野に入れられた設計と言えるでしょう。SH-101同様、スライダーやノブはいずれも80年代風のレイアウトですが、大変見やすく配されており、アナログならではの太い音を手軽に創出可能。値段も手頃で初心者にもおすすめなモデルです。

BEHRINGER MS-101

BEHRINGER ODYSSEY

BEHRINGER ODYSSEY

37鍵のフルサイズ鍵盤を装着したアナログシンセ。ベリンガー社自ら”非常に分厚い音を作り出すことのできるシンセ”という謳い文句でリリースされた製品です。基本的な構造こそ往年のアナログシンセ同様、VCO、VCF、VCAで構成されていますが、二種類のオシレーターを使い分け、同時発音するなど多くの運用法が可能で、それに加えリバーブ、ディレイ、モジュレーション、ピッチシフターなどを含むKlark Teknik社の手によるエフェクトを網羅。高級感のある本体の質感もさることながら、音色も膜を取り払ったように明瞭でありかつ骨太で、理想的なアナログサウンドと言えるでしょう。35のスライダーと25のスイッチを装備し、それらで全てのパラメータを制御できる直感的な操作感はアナログのハードウェアならではの強みですが、もとより多機能な製品であり、そのパラメーターの数や種類、価格やサイズなどを考えても、完全に使いこなすには少しシンセに慣れている必要はあるでしょう。

BEHRINGER ODYSSEY

IK Multimedia UNO Synth Pro

IK Multimedia UNO Synth Pro

複数のオシレーターを持つ37鍵のアナログシンセ。オシレーターは3基を搭載し、デュアルフィルター仕様、フィルター用とアンプリファイヤー用にそれぞれエンベロープを二基搭載、そして、唯一のデジタル仕様となるモジュレーション、ディレイ、リバーブといったエフェクトをも備え、非常に多岐に渡る音作りを可能としています。オシレーターはモーフィングが可能で攻撃的なものから、FMシンセを彷彿させる煌びやかなベルのような音色にまで対応。デュアルフィルターの威力も絶大で、二基のフィルターを直列あるいは並列、位相反転のパターンを含め、合計24種類に登る使い分けを可能としており、クラシカルなアナログシンセの音色から、新しいオリジナルの音色まで、多彩なサウンドを構築できます。プリセットは256種類を保存でき、64ステップのシーケンサーも搭載。外見からはアナログシンセらしいスライダーやつまみが少なく、直感的な操作感や、思わず触ってみたくなるようなワクワク感は他モデルにやや劣りますが、数あるアナログシンセの中でも音色の太さや明るさは屈指。トップクラスのサウンド幅を持ち、様々な用途で汎用的に使えること間違いありません。通常サイズのUNO Synth Pro、DAWとの接続を前提に置いたUNO Synth Pro Desktopの二種がラインナップされています。

IK Multimedia UNO Synth Pro