10万円以下のおすすめアナログシンセサイザー入門機

[記事公開日]2025/6/20 [最終更新日]2026/5/11
[編集者]神崎聡

アナログシンセサイザー

独特のサウンドと操作感でDTMerを魅了し続けるアナログシンセサイザー。アナログ回路ならではの温かみやエグみのある音色は年々評価が上がり、ソフトシンセ側でもそのキャラクターを再現する流れが続いていますが、ノブやスライダーを実際に触りながら音を組み立てる体験は、やはりハードならでは。
DAWでの制作に4〜5年取り組んできた人ほど「最初の1台」を欲しくなる楽器でもあります。

敷居が高いと思われがちなアナログシンセですが、2010年代後半以降「10万円以下で買える100%アナログ」の名機が一気に増え、はじめての導入はかなり現実的になりました。
本記事では、入門〜中級者の初めての1台に推せる現行アナログシンセを、シンセシスの基礎知識とあわせて紹介していきます。


  1. 1: アナログシンセサイザーとは?
  2. 2: おすすめのアナログシンセ入門機種

アナログシンセサイザーとは?

アナログ・シンセサイザーは、独特の温かみのある太い音色を持ったアナログ回路で構成されたハードウェアシンセサイザー。1960年代に登場し、90年代以降のデジタル隆盛期を経てもなお再評価され続け、各社が現在も新製品をリリースし続けている分野です。

アナログシンセの基本構造は、ノコギリ波/サイン波/矩形波などの基本波形をVCO(オシレーター)で生成し、VCF(フィルター)で音色を加工、VCAで音量を制御、そこにLFOやエンベロープを掛け合わせて音を組み立てていく、というシンプルな信号フロー。
アナログシンセの代表的ブランドにはMoog、KORG、Sequential(旧Dave Smith Instruments)、Behringerなどがあります。

モノフォニックとポリフォニックの違い

シンセのスペックを確認すると必ずといっていい程、モノフォニックとかポリフォニックとか書かれているはずです。
モノフォニックは同時に1音しか出せない(和音が出せない)シンセのことで、「1音しか出せないなんて使えない」と思うかもしれませんが、ベースやリードのように単音を太く前に出す用途では逆に有利。
アナログシンセは回路規模の都合からモノフォニック機が多く、Volcaシリーズや MS-1、Odyssey、monologue、Bass Station II などはモノフォニック方式です。

一方ポリフォニックは同時に複数の音を鳴らせる(和音を出せる)シンセ。コードやパッドを鳴らしたいならこちらが必須で、minilogue(4ボイス)はその代表例です。
中間にあたるパラフォニックは、複数音を発音できるもののフィルターやエンベロープを共有する方式で、UNO Synth Proなどが採用しています。

ノコギリ波、サイン波?波形って何?

波形
KORG Monotribe:波形を選択する

アナログシンセサイザーでは一から音色を作っていきますが、最初にオシレーターで基本となる波形を選ぶところから始まります。波形そのものの説明は難しいのですが、音色を構成する最小単位といったところでしょうか。
代表的な波形は「サイン波」「ノコギリ波」「矩形波」「三角波」の4種類。簡単にそれぞれの解説をしていきましょう。

サイン波(sine wave)

日本語表記では正弦波とも呼ばれます。サイン波には倍音が全く含まれていないため丸い音がします。主張しすぎない優しい音色なのでR&Bなどでイントロや間奏のメロディーラインとして使われることが多いですね。

ノコギリ波(sawtooth wave)

デジタルシンセサイザーにプリセットされているリードシンセ系の音色にはよく「Saw Lead」「Saw Wave」のようなネーミングがありますが、あれはこのノコギリ波から作られているのです。いかにもシンセらしいド派手な音色を作りたいときには重宝します。

矩形波(Square wave)

難しい漢字ですが読みは「くけいは」です。ノコギリ波ほど倍音がないので派手さは控えめですが使いやすいリード向きの音ですね。その世代の人は聴けばすぐ分かると思うのですが、いわゆるファミコンの音です。

三角波(triangle wave)

三角波は矩形波よりもさらに倍音が控えめなのでおとなしく丸い音がします。イメージとしてはサイン波と矩形波の中間のような音色でしょうか。楽器でいうとフルートなど優しい音色を作るのに重宝するのではないでしょうか。

フィルターって何?

MOOG MINITAUR:フィルターMOOG MINITAUR:フィルター部分

前述したようにアナログシンセサイザーではオシレーターで基本となる波形を選ぶところからスタートします。
そして次にフィルターという音色を加工するセクションに進みます。基本波形を加工してよりシンセらしい音色にするための重要なセクションです。

フィルターというと専門用語のように聞こえるかもしれませんが、ドリップコーヒーを淹れるときのコーヒーフィルターや、有害サイトのフィルタリングなど、実は日常的に見かける単語ですね。簡単に言うと「特定の成分を取り除く」という意味合いになります。

さてフィルターには様々な種類がありますが、代表的なのは「ローパスフィルター」「ハイパスフィルター」「バンドパスフィルター」の3種類です。

ローパスフィルター(LPF)

これはその名の通りローパス(低音を通す)フィルターで、別名ハイカットフィルターとも呼ばれます。
ローパスフィルターはシンセサイザーのフィルターの中でもっとも使用頻度の高いフィルターで、中にはローパスフィルターしか搭載されていないシンセサイザーもあるほど。そのためとりあえずローパスフィルターの使い方さえ覚えておけば間違いありません。

ハイパスフィルター(HPF)

これはローパスフィルターとは真逆で高音を通すフィルターで、別名ローカットフィルターとも呼ばれます。ローパスフィルターに比べると地味な存在ですが、低音を削っていくことですっきりした音を作ることができます。

バンドパスフィルター(BPF)

ローパスフィルターとハイパスフィルターを組み合わせることによって中音域だけの音を通すのがバンドパスフィルターです。ローパスフィルターやハイパスフィルターほど使用頻度は高くありませんがなかなか便利に使えるので覚えておきましょう。

エンベロープって何?

KORG MS-20 mini:エンベロープ KORG MS-20 mini:エンベロープ部分

シンセサイザーの音作りでよく出てくるのが「エンベロープ」という用語。波形とフィルターは音色を変化させる部分ですが、エンベロープは音量や音色の時間変化を作る部分です。エンベロープには「ADSR」と呼ばれる4つのパラメーターがあり、それぞれに意味があります。

A=アタック

アタックは打鍵してから最大音量になるまでの時間を設定することができます。アタックを上げていくとふわっとした音の立ち上がりになっていくため、パッドなどの音色の場合はアタックの値を大きめに設定しましょう。逆にピアノやオルガンのように打鍵した瞬間を最大音量にしたい場合はアタックの値は0に設定します。

D=ディケイ

ディケイではアタックで最大音量に達してからサステインに移行するまでの時間を設定します。これはサステインの効果と一緒じゃないと理解しにくいと思うので、詳しくは下記のサステインの部分で解説します。

S=サステイン

サステインでは打鍵している間の最終的な音量を設定します。オルガンのようにずっと音量変化のない楽器だとサステインは最大に、ピアノのように徐々に減衰していって最終的に音がなくなる楽器だとサステインは0に設定します。またその際どのくらいのスピードで音量が減衰してくるかという値をディケイで設定します。
ちなみにサステインを0以外に設定していると打鍵中(アタック・ディケイ通過後)は途切れずずっとその音量で鳴り続けることになります。

R=リリース

鍵盤から指を離してから音が鳴り止むまでの時間を設定します。オルガンのように離した瞬間に音が途切れる楽器の場合はリリースを0に、パッドのようなふわっとした音色の場合はリリースを長めに設定してあげましょう。全ての生楽器はリリースが完全に0だと不自然になるためほんの少しだけ上げるとそれらしく聞こえるようになります。

アナログシンセで何ができるの?KORG Monotribeをチェック!

コンパクトなサイズと当時1万円台というリーズナブルな価格ながら、正真正銘100%アナログのリズム&シンセ「Monotribe」。
8つのステップ・シーケンサー(16ステップ対応)とリボンキーボードを搭載、フィルター系統はKORGの伝説的アナログシンセ「MS-20」のエッセンスを引き継いだ設計で、おもちゃ感覚で使えるにもかかわらず本格的なサウンドが得られる名機です。
現在は生産完了となっていますが、KORG公式のサポート/マニュアルダウンロードは継続しているため、中古市場で見かけたら入門機として今でも十分に通用します。

Monotribeのいいところは、とにかく操作が直感的なところ。ツマミをテキトーに動かしていると、いつの間にか面白い音が出るポイントがつかめるなど、ある意味原始的な楽器であり、アナログシンセの面白さを体感しやすい設計です。

KORG MONOTRIBE – Supernice!DTM機材

Monotribeは単体でも面白い演奏ができますが、他の機材と同期させることでより世界が広がります。

シンセサイザーと同期


KORG monotribe + Elektron Machinedrum //Impro ACID JAM
Elektron Machinedrumを使って、シンセサイザーの音をmonotribeにシンクロ(同期)させています。ベースラインとフィルターのかけ具合だけで延々と引っ張っていきます。


monotribeでRadiasをトリガしてみた
monotribeのSync Outを、KORG RADIAS RのAudio Inputに接続し、RADIASのEnvelop Followerを使って音源をトリガーしています。上の動画とは逆に、こちらではmonotribeの音をシーケンサーにシンクロ(同期)させているんですね。

アナログシンセと同期


korg monotribe sync? with MS-20
monotribeのSync信号を、KORG MS-20のExternal Signal Processerでプロセスし、トリガー信号とSample&Hold用のクロックを取り出しています。


Korg Monotribe + Roland TR909 + 1 Hand
こちらはMS-20と並ぶアナログシンセの名機、Roland TR909との同期。TR-909からmonotribeに同期信号を送っています。まさにミニマル・テクノといった趣。

シーケンサーと同期


monotribe ESX SYNC モノトライブ 同期テスト
ELECTRIBE・SXのIndividual Output3から、monotribeへ同期信号を出しています。

https://www.youtube.com/watch?v=vmqDRjLnyiw
Octatrack meets Monotribe
Elektron社OctatrackのCue Outputから、同期信号をmonotribeのSync Inに送り、monotribeのAudio Outputを、OcatrackのAudio Inputに接続

DAWソフトと同期


monotribe with ableton live
オーディオ・インターフェイスのOutput 1/2から、Ableton Liveのマスター・アウトを、Output 3/4から同期信号をmonotribeに送り同期を取っています。
MIDIコントローラーとしてNovation社のLaunchPadを使用、シンセのリードパートをmonotribeで演奏していますね。

KORG MONOTRIBE – Supernice!DTM

おすすめのアナログシンセ入門機種

ここからは、現行で買える入門〜中級向けのアナログシンセを紹介していきます。価格の安いVolcaシリーズから、25〜37鍵を備えた本格機、デスクトップ型まで幅広く揃っています。

KORG volcaシリーズ

KORG volca sample KORG volca keys KORG volca beats KORG volca bass

2013年に登場したKORGの小型シンセシリーズ。発売当初よりラインナップを増やし続け、現在の現行は以下の10機種です(アナログ/デジタルが混在)。

  • アナログ系:volca bass(モノ3VCO)/volca keys(ポリ3ボイス)/volca beats(リズム)/volca kick(キック特化)/volca nubass(真空管搭載モノ)/volca modular(セミモジュラー)
  • デジタル系:volca fm2(DX7互換6op FM)/volca sample2(サンプラー)/volca drum(DSPパーカッション)
  • ミキサー:volca mix(アナログ・パフォーマンス・ミキサー、3ch対応)

それぞれ名前から目的やサウンドの方向性がおよそ想像できる通り、FM音源やサンプラー、リズムマシンなど多様なジャンルに特化したラインナップが製品化されており、目的に応じて選び分けられます。
ループシーケンサー、MIDI inやSYNC端子の搭載による他機・PCとの連携など、十分な拡張機能を備えているため、小型ながら使用法の幅は広く、初心者はもちろんシンセに慣れた人にも遊びがいのある存在です。

特にコンパクトなサイズでパッチングの楽しさが味わえる volca modular は「遊びながら音を作る」というアナログシンセの面白さを一台に凝縮した存在で、シンセに慣れていない人に特におすすめのモデル。
ただし、リアルタイム演奏を意図した鍵盤は搭載されていないため、本格的な演奏には別途MIDIコントローラーを追加するとよいでしょう。

KORG volca keys
KORG volca bass
KORG volca beats
KORG volca fm
KORG volca nubass
KORG volca drum
KORG Volca Kick
KORG volca modular
KORG volca sample – Supernice!DTM

Arturia MiniBrute 2

MiniBrute 2

2012年に25鍵キーボード付きアナログモノシンセとして登場したArturia MiniBruteの後継機種。
2基のオシレーター(VCO1:ノコギリ/ウルトラソー/矩形+メタライザー、VCO2:サイン/ノコギリ/矩形)をミキシングして分厚いサウンドを構築し、強烈な存在感を持つSteiner-Parkerフィルター(LP/HP/BP/Notch切替)、倍音を一気に加えるBrute Factorなど、前モデルから引き継がれた特徴的な機能はそのままに、セミモジュラー・アーキテクチャを新搭載。
本体右側に48ポイントのパッチベイを備え、内部結線の差し替えやEurorackとの連携で、シンセシスの自由度を大幅に広げられます。
アフタータッチ対応の25鍵盤、モジュレーションホイール、シーケンサー/アルペジエーターも搭載され、デスクトップでDAWからも使えるし、単体でライブ演奏もこなせる、まさに「最初の本格アナログモノシンセ」の決定版的な1台です。

Arturia MiniBrute 2

KORG monologue

KORG monologue

姉妹機の minilogue のスピリットを継承しつつ、モノフォニックならではのパワフルなサウンドに振り切ったアナログ・モノシンセ。
2VCO・1VCF・1EG・1VCA・1LFO というシンプルかつ充実した構成で、太く明るいアナログサウンドを得られます。

波形を視覚化するオシロスコープ機能、16ステップシーケンサー(モーションシーケンス対応)、80のプリセット+20ユーザーのプログラムメモリ、マイクロチューニング機能などを搭載し、シンセの知識がなくてもノブを動かして音を変形させていく楽しみが得られる、初心者にやさしい1台。
25鍵スリム鍵盤・1.7kgという破格の軽さ&小型ボディに加えて電池駆動も可能で、持ち出し用途にも最適です。
MIDI In/Out、SYNC In/Out 端子を備え、他機材との連携性も高い設計です。

KORG monologue

KORG minilogue シリーズ

minilogue

KORG minilogue

コルグを代表するミニサイズシンセの minilogue。37鍵スリム鍵盤を備え、4ボイスの同時発音が可能なフルアナログポリシンセです。
先述のmonologueのポリフォニック版という立ち位置ですが、音色の方向性はやや柔らかめ。プリセットを保存できるプログラマブル設計、16ステップのポリフォニックシーケンサー、オシロスコープ機能などはmonologueとほぼ同じ仕様。
4音を独立で鳴らすのか、ユニゾンで重ねるのか、アルペジエーターにするのかなどを選べる8種類のボイスモードを搭載しているのはポリフォニック機ならではのポイントです。

KORG minilogue

minilogue xd

KORG minilogue xd

minilogueに機能を追加した minilogue xd は、無印に対し2万円ほど価格は上がるものの、評価はそれ以上に高い後継機です。
通常のオシレーターに加え、ノイズやFMをはじめとするデジタル方式の「マルチエンジン」を搭載し、モジュレーション/リバーブ/ディレイのデジタルエフェクトも追加。サチュレーションを足すドライブスイッチ、16ステップシーケンサー、効きの良いローパスフィルターはそのままに、ハイブリッド構成ならではの幅広い音色を実現しています。
さらに「logue SDK」に対応しているため、世界中のユーザーが作ったオシレーターやエフェクトを後から書き込んで増殖させられるのも大きな魅力です。

KORG minilogue xd

minilogue xd module

KORG minilogue xd module

minilogue xdの評価の高さから派生して、鍵盤を取り除いた音源部のみの minilogue xd module もラインナップ。手持ちの鍵盤やDAW上で動かす場合、あるいは他のシンセに音源として追加する場合は、デスクトップ型のこちらを選ぶのも良いでしょう。3機種すべて現行モデルとして展開されています。

KORG minilogue xd module

BEHRINGER MS-1(旧MS-101)

Behringer MS-1 MKII MS-1 MKII(現行)

32鍵フルサイズ鍵盤を搭載した、1982年発売の名機 Roland SH-101 へのオマージュ的モノシンセ。リリース当初は「MS-101」という製品名でしたが、Rolandとの商標問題を経て2019年に「MS-1」へ改称
現在の現行ラインナップはアップデート版のMS-1 MKII(レッド/グレー)で、4波形を同時にミックス可能な3340 VCOを核に、レゾナンスVCF、エンベロープ、FMフィルター、32ステップシーケンサー、柔軟なアルペジエーターを内蔵します。ベンドホイールやモジュレーション機能を割り当て可能な「ハンドグリップ」、ギターストラップ取り付けポイントなど、ステージで持ち歩いて弾くことを想定した個性的な設計はSH-101譲り。
価格も手頃で、80年代風レイアウトのスライダー&ノブで直感的にアナログサウンドを引き出せる、初心者にもおすすめできるモデルです。

BEHRINGER MS-1(旧MS-101)

BEHRINGER ODYSSEY

BEHRINGER ODYSSEY

37鍵フルサイズ鍵盤を搭載したアナログシンセ。1972年に登場し、ハービー・ハンコック(「Chameleon」のリードベースで有名)やKraftwerk、Gary Numan、Jean-Michel Jarreなど数多くのアーティストに愛された ARP Odyssey の復刻版で、ベリンガー自ら”非常に分厚い音を作り出すシンセ”と謳って投入した製品です。
基本構造は往年のアナログシンセと同じくVCO・VCF・VCAで構成されますが、2基のオシレーターをハードシンク/FM/リングモジュレートで干渉させたり、3種のフィルター(LP/HP/BP)を切り替えられるなど運用の幅が広く、加えてKlark Teknik社設計のリバーブ/ディレイ/モジュレーション/ピッチシフター系エフェクトをデジタル処理で全部入りに。本体は高級感ある質感で、35のスライダーと25のスイッチで全てのパラメータを直接操作できる潔い設計です。
32ステップシーケンサーとアルペジエーターも搭載し、骨太でクリアな”理想のアナログサウンド”を体感したい1台目として有力候補に挙がります。
パラメーター数の多さから「完全に使いこなすにはシンセに慣れている方がよい」という側面はあるものの、いじり倒すほどに新しい音に出会える楽しさはBehringer製品の中でも屈指です。

BEHRINGER ODYSSEY

IK Multimedia UNO Synth Pro

IK Multimedia UNO Synth Pro

37鍵Fatar製セミウェイト鍵盤を搭載した、IK Multimediaのフラッグシップ・アナログ・パラフォニックシンセ。
3基のオシレーター(ウェーブモーフィング対応)と、SSI/OTAをそれぞれ採用したデュアル・アナログ・フィルターを搭載し、2基のフィルターを直列/並列/位相反転で組み合わせる24種類のフィルター構成を選択可能。
フィルター用とアンプ用に2基ずつのエンベロープ、12種類のスタジオクオリティ・エフェクト(モジュレーション/ディレイ/リバーブ+アナログオーバードライブ)も内蔵します。
攻撃的なリードからFMシンセ風の煌びやかなベルまで、アナログとしては類例の少ない音色幅が魅力。256のプリセットと64ステップシーケンサー、CV/Gate入出力も完備し、ハードシンセとモジュラーの架け橋として運用できます。
アナログシンセらしいスライダーやノブの数は控えめでメニュー操作も多めの設計ですが、その分音色の懐は非常に深く、汎用性の高い1台です。
ラインナップは37鍵の通常モデル「UNO Synth Pro」と、机に置いて使うデスクトップ型「UNO Synth Pro Desktop」の2種類が現行展開中

IK Multimedia UNO Synth Pro

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