【Macユーザー保存版】AU対応フリーソフト/無料プラグイン[記事公開日]2016年6月16日
[最終更新日]2022年03月31日

Macパソコンで使えるAU対応のフリーソフト・無料プラグイン、続いてはシンセサイザー系のプラグインを紹介していきます。

シンセサイザー系フリープラグイン

SynthMaster

VSTi / AU / RTAS/ AAX
Win/Mac
32-bit & 64-bit

トルコのデベロッパー「KV331 Audio」から2014年にリリースされた、150種類以上のプリセットを内臓したソフトシンセ・プラグイン。EDM界隈で定番となりつつあるシンセサイザーで、超攻撃的なリードサウンドから滑らかなパッド、極太なワブルベースまで多種多様なサウンドを鳴らすことができる万能音源です。頻繁にバージョンアップが行われており、大規模バージョンアップの度に強力な機能が追加されている今世界中で話題のシンセと言えるでしょう。

対応プラグイン形式:VST(32bit/64bit),AU(32bit/64bit),AAX

ダウンロード:SynthMaster

sforzando

VSTi / AU / RTAS/ AAX
Win/Mac
32-bit & 64-bit

サウンドフォントプラグイン。RTAS形式に対応しているため、Protools上で動作する珍しいプラグインと言えます。1種類のSFZフォーマットファイルを読み込むことができ、動作も軽快で安定しているため使い勝手抜群です。

ダウンロード:sforzando

Tunefish Synthesizer

VSTi / AU
Win/Mac/Linux
32-bit & 64-bit

加算合成・ウェーブテーブル方式のオシレーターを装備したソフトウェアシンセサイザー。ダウンロード容量が700KB程度で小さく、メモリの占有率も低いため快適に複数同時使用が可能です。各パラメータは8組のモジュレーションマトリクスによって変調可能で、コンパクトな音源ながら幅広い音作りが可能となっています。

ダウンロード:Tunefish Synthesizer

Lokomotiv

VSTi / AU
Win/Mac
32-bit & 64-bit

高解像度波形とドライブ機能を搭載したフリーのシンセサイザーです。64種類のファクトリープリセットを内蔵しています。Synth MasterのデベロッパーであるKVRが主催のイベントに出品されたプラグインであり、世界中のシンセサイザーユーザーから高く評価された音源の1つです。

ダウンロード:Lokomotiv

Obxd Synthesizer

VSTi / AU
Win/Mac
32-bit & 64-bit

80年代を一世風靡したオーバーハイムのシンセサイザー、OB-Xのサウンドを再現したエミュレーター。実機には搭載されていない機能があり、2基のオシレーターとノイズをミックスできるMIXセクションや、高次倍音を調整できるBRIGHTセクションなど、本家よりも幅広い音作りが可能となっています。

ダウンロード:Obxd Synthesizer

Magical 8bit Plug

VSTi / AU
Win/Mac
32-bit & 64-bit

YMCKがリリースする往年の8bitサウンドを鳴らすことができるソフトウェアシンセサイザーです。この手のシンセサイザーで疑似三角波やロービットノイズを鳴らせる物は多くなく、ピコピコ系サウンドを楽曲に取り入れたい方は試してみると良いでしょう。国産なのも注目したいポイントです。

ダウンロード:Magical 8bit Plug

Kairatune

VSTi / AU
Win/Mac
32-bit & 64-bit

フィンランドのデベロッパーが手がけるフリーのソフトウェアシンセサイザー。電子音などエレクトロ系に最適なシンセとなっており、ピッチモジュレーション機能が充実しているのもポイント。エレクトロニカに使えるシンセをお探しの方は試してみてはいかがでしょうか。

ダウンロード:Kairatune

Synth1

VSTi / AU
Win/Mac
32-bit & 64-bit

国産フリーシンセとして知られている「Synth1」。Nord Lead2を元に開発されたサウンド。知名度が非常に高く、プロもシンセサイザー入門者にオススメするほど高い完成度を誇ります。このシンセを使って各パラメータの役割を学び、音作りの練習をするのも良いでしょう。

ダウンロード:Synth1

Dexed

VSTi
Win/Mac/Linux
32-bit & 64-bit

YAMAHAの名機、DX7をモデリングしたソフトウェアシンセサイザー。DX7には別売りのカートリッジが存在しましたが、このDexedはプリセット欄にカートリッジが用意されており、膨大な量の音色を選択することができるようになっています。また、本家DX7のカートリッジから抽出したZipファイルを読み込むことでそっくりそのまま本家のサウンドを鳴らせるのも魅力です。フリーでありながら細かいところまで再現されているDX7クローン系シンセは殆どなく、世界中のユーザーから重宝されています。

ダウンロード:Dexed

Digits

VSTi / AU
Win/Mac/Linux
32-bit & 64-bit

80年代に人気を博したカシオのデジタルシンセサイザー、CZシリーズ。それをインスパイアして再現したのがDigitsです。昨今話題となっているグリッチサウンドもどこか懐かしく暖かみのあるサウンドに音作り可能であり、収録されているパッド系サウンドに関しては80年代の名曲で耳にするあのサウンドそのもの。WindowとMacはもちろん、Linuxにも対応しているのが特徴です。

ダウンロード:Digits

VSCO

VSTi / AU
Win/Mac
32-bit & 64-bit

ストリングスなどオーケストラパートを構成する楽器類のサウンドを収録したソフトウェア音源です。サウンドクオリティは市販の有名音源には劣ってしまうものの、フリー配布されているのでDTM初心者の方にオススメです。オーケストラアレンジの入門に最適だと公式がコメントを出しています。

ダウンロード:VSCO

Crystal

VSTi / AU
Win/Mac
32-bit & 64-bit

2000年初頭に開発された歴史のあるソフトウェアシンセサイザー。古株でありながら着実にアップデートを重ね、フリーでありながら昨今の定番シンセサイザーに負けない強力な機能を搭載しています。6基のLFOと6基のエンベロープジェネレーターにより、90種類以上のパラメーターを自由に変調できるのは最大の魅力です。完璧に使いこなすのは知識と経験がいるものの、初心者から上級者までオススメできる優等生的なシンセと言えます。

ダウンロード:Crystal

miscellania

VSTi / AU
Win/Mac
32-bit & 64-bit

ホイッスルや金属を叩いた音など、単発系あるいはパーカッション系のサウンドを収録したソフトウェア音源です。リバーブなどのエフェクトの搭載しており、内蔵されているサンプルをより深く音作りできるのがポイントと言えるでしょう。SEとして使えるため、映像系クリエイターにもオススメ。

ダウンロード:miscellania

Martinic Combo Model V/F

VSTi / AU
Win/Mac
32-bit & 64-bit

60年代のビンテージオルガンを再現した7音ポリフォニックのソフトシンセ。実機のオルガンをモチーフにしたインターフェースが高い評価を受けており、60年代〜70年代の洋楽で耳にするあのオルガンサウンドを鳴らすことができます。

ダウンロード:Combo Model V,Combo Model F


以上、シンセサイザー系プラグインはかなり充実していますね。
続いてサンプラー、ギター音源、ドラム音源、エフェクト、アンプシミュレーターなどを紹介していきます。