おすすめのギターアンプシミュレーター・ソフトウェア[記事公開日]2022年11月1日
[最終更新日]2022年11月10日

ギターアンプ・プラグイン

「自宅で本格的なギターサウンドをレコーディングしたい」と思ったことはありませんか?ギターのレコーディングといえばアンプの前にマイクを立てて集音する「マイク録り」が一般的ですす。しかしアマチュアが自宅で同じことをやろうと思うとなかなか難しく、殆どの宅録ミュージシャンが「アンプシミュレーター」を使ってレコーディングを行っています。

アンプシミュレーターは大きく分けて2種類、「ソフトウェアタイプ」と「ハードウェアタイプ」があります。前者はパソコン上で動作するタイプで、専用のインターフェース内にあるアンプやエフェクターのツマミを操作したり、マイクの位置を自由に決めて音作りをすることが可能です。一方、後者はLINE6社「PODシリーズ」を代表とする実機モデルのアンプシミュレーターで、本体に搭載されているコントロールを操作して音作りを行います。このページでは、ソフトウェア・タイプのアンプシミュレーターについて紹介していきます。

ハードウェアとソフトウェア、どちらのアンシミュがいいか?

アンプシミュレーターには多数の製品がありますが、ハードとソフトのどちらを選ぶのが良いのでしょうか。

ハードウェアのメリット

マシンパワーを使わない

コンピューターのマシンパワーを使わないため、レコーディングやミックス段階で負荷を気にする必要がありません。またそれ故の動作の安定さもハードウェアならでは。昨今ではリアンプに対応した機種が当たり前になっており、レコーディングした後の音の作り替えも、配線の手間こそ掛かるものの、問題なくできる機種がほとんどです。

音質の絶対的な良さ

Fractal AXEシリーズやNeural DSP Quad Cortex、Kemper Profiling Ampなど、数十万もする最高峰のモデルに関しては、音質でソフトウェアを凌ぎます。中にはトッププロがライブで使用しているものまであり、高い信頼性をも誇ります。また始めは大きな出費ですが、大抵のモデルは始めから全てが入っており、後から必要なアンプモデルやエフェクターを買い足す必要がないというのも心理的なメリットでしょうか。

ライブで使用できる

レコーディングという趣旨からは外れますが、これがハードウェアの最大のメリットです。ソフトウェアでもライブは可能ですが、PCを通すという都合上、不測の事態が起こる可能性がどうしても上がってしまうため、敬遠するギタリストが多いのが事実。オーディオIFを介する接続の複雑さもライブ向きとは言えず、プレイヤーとして演奏も行うギタリストにとっては両方がこなせるハードウェアが大きな強みとなります。

ソフトウェアタイプのアンプシミュレーターを導入するメリット

レコーディングした後にセッティングを変更できる

ソフトウェアタイプ最大のメリットは、レコーディングした後でもアンプやエフェクターのセッティングを変更できる点です。ハードウェアタイプのシミュレーターを用いてレコーディングした場合、アンプやエフェクトを通した状態で録音されるため、録音した後に音を編集し直したいといった場合でも、セッティングを調整することができません。

しかしソフトウェアのアンプシミュレーターだと、「このリフはディストーションじゃなくてクランチの方が良いかも…」と思ったらソフトウェア内のアンプモデルのGAINを下げるだけで簡単に実現します。後から音作りができるため、音作りがよくないといった理由で録り直すことはなく、ハードウェアタイプよりも気軽に、そして効率的に制作することができます。

グラフィカルに表示されるため直感的な音作りができる

Logic Pro X:Amp Designer Logic Pro Xに最初から搭載しているアンプシミュレーター「Amp Designer」

ソフトウェアタイプのアンプシミュレーターは、ギターアンプそっくりのグラフィックのツマミ部分をマウスでドラッグ操作して音作りを行います。ハードウェアタイプのアンプシミュレーターは、実機を直接操作して音作りできる反面、本体に搭載されている小型モニターを見ながらの操作になるため、パラメータによってはわかりにくいことがあります。特にアンプとマイクの距離感はパラメータの一種として数値で表されることが多く、マイクの位置がどこにあるのか、どれほど離れているのか、イメージを正確に把握するのが難しいです。

その点、ソフトウェアタイプではシミュレートしているアンプのツマミ一つ、アンプとマイクとの距離感に至るまでグラフィカルに表示されるため、何の機材をチョイスしているか一目でわかります。イメージが掴みやすく、より直感的な音作りが可能となります。

ハイクオリティなメーカー公認モデリング

AmpliTube MESA/Boogie Mesa/Boogie の公式モデリング

IK Multimedia社の「Amplitubeシリーズ」はソフトウェアタイプの定番シミュレーターですが、このソフトウェアには「メーカー公認モデリング」も収録されており、デザインはもちろん、出音も実機さながらのクオリティを誇ります。一昔前までは「シミュレーターは音が悪い」と考えているギタリストが多くいましたが、近年はモデリング技術の進歩によって完成度の高いシミュレーターが登場し、実機と変わらない迫力のあるギターサウンドが得られます。

ハードとソフトの強みをミックスした機種

ハードとソフトの二者択一ではなく、それらの良いところをミックスさせたような機種も少数ながら存在します。
後述のUADプラグインのアンプシミュレーターは、オーディオインターフェース側のDSPによってホストマシンに負荷を掛けずに使えるソフトウェアシミュレーター。そのため複雑な演算に上限を設ける必要がなく、非常に高品質な音源として機能します。
またPositive Grid BIAS Ampについてはハードウェア版が存在し、ソフトウェアで作り込んだ音をアンプの形をした外部機器にそのままインポートすることで、安定した動作が行えるライブ向きの機材として使う事ができます。こちらは全く同じ音をソフト、ハード間で行き来できるという点で、他にあまり見られない特性をもつ機種であり、IK Multimedia Amplitubeにも、Xシリーズという似た機能を持つモデルがラインナップされています。

オススメのプラグインアンプシミュレーター

Positive Grid BIAS Amp 2

BIAS Amp 2

元々はiPhone/iPadなどiOSギターアンプ・シミュレーター・アプリとして登場した「BIAS」でしたが、非常に高い人気を博したことからパソコン版としてリリースされたのが本ソフトウェアです。2020年ごろにバージョン2がリリースされ、そのカスタマイズ性の広さや優れた音質で広く人気を博しています。このソフトの特徴は誰もが認めるそのカスタマイズ性にあり、その広さ、深さは他の追随を許しません。プリ管、パワー管の選定はもちろんのこと、その内部の動作に関わる部分や電源トランスに至るまで、マニアック過ぎるともいえるほどの調整が可能です。バージョン2より搭載されたAmp Matchという機能は、実際のアンプの音を学習し、それに近づけるように自動でセッティングされるというもの。世界中のユーザーがアクセスできるオンラインライブラリであるTone Cloudに接続すれば、他の人が作った音色をダウンロードすることも可能です。マニアックな機能に焦点が当たりがちですが、プリセットも多く揃っている上Tone Cloudには無数のパッチが並んでおり、実はライトユーザーにも優しい仕様。音質は間違いなく優秀なので、広く誰もにおすすめできるソフトウェアです。

ただし注意すべきは、ソフトのタイトル通りアンプに特化した内容で、エフェクトなどが何も入っていないこと。エフェクトを含めてのトータルでの音作りを目指す場合は、アンプ部とエフェクトを含めたシグナルチェインを組めるBIAS FXを選ぶのが良いでしょう。

Positve Grid BIAS AMP 2 – Supernice!DTM

STL ToneHub

オーストラリアのメーカーSTL Tonesより2020年に発売されたアンプシミュレーター。STL TonesはもともとKemperのリグデータなどを販売していた会社で、ToneHubはこのカテゴリではかなり後発の製品ながら、その凄まじい高品質がYouTubeを中心に爆発的に話題となり、高い評価を得てきました。音作りはKemperと似ており、あらかじめアンプやエフェクト、マイキングなどがトータルでセットになったリグを配置して、それを微調整するという、プリセットありきのものとなっています。ただ、そのプリセットのクオリティが尋常ではなく、非常に簡便に欲しい音色にたどり着くことができるため、音色作りにあまり詳しくない初心者や、演奏をメインとし音色作りにあまり時間を掛けたくないプレイヤーなどに特におすすめできる製品です。
買い切りの製品版の他、月払いのサブスクリプションなどもあるので、とりあえず使ってみるというのも良いでしょう。またToneHubの他、アンプのみに特化したAmpHub、またミキシング用マルチエフェクトControlHubなど、別系統の製品もラインナップされています。

https://www.stltones.com/products/stl-tonehub-plugin

Plugin Alliance

Brainworx bx_rockrack V3

多数のエフェクトプラグインをリリースするPlugin Allianceが発売するロック系アンプシミュレーター。開発はBrainworxが担っていますが、同社はUAD-2プラグインにおけるアンプエミュレーションを担当したことで知られており、その技術の高さはそこからも伺い知れます。ロックアンプとして有名なMarshall JCM800、Engl 530などのアンプモデルが収録され、クリーントーンであってもクリーン用のアンプではなく、JCM800のクリーンチャンネルの音をモデリングするなど、あくまでも「ロックアンプ」に重点を置くという一貫した指向性を感じさせます。エフェクトは少数で簡便ではありながらも品質の高いものが搭載され、アンプモデルは他社のものよりも数が絞られているぶん個々のクオリティは大変高く、UIもラックエフェクター的な見た目を基調とし、使いやすく作られています。クランチ~ハードロック系ディストーションの音には特に強いため、この辺りのサウンドを志向するクリエイターには特におすすめできる製品です。

Friedman BE-100

前述のrockrack V3と同系統のシリーズで、開発もBrainworxが担当し、UADプラグインにも同名のものが展開されています。多くのロックギタリストから絶大な支持を得るハイエンドアンプFriedman BE-100のモデリングバージョンで、ライセンスを得て同名を使用しているぶん、UIも実機のアンプをそのまま模したものになっています。ロックギターの王道マーシャルの遺伝子を受け継ぐハイゲインサウンドは、非常に攻撃的でかつ立体感に溢れるもので、存在感のあるクリーントーンも相まって、一機種だけのモデリングながら王道のエレキギターサウンドが必要なシチュエーションにこれ一台で足りる凄みがあります。rockrackと同じく表現力を感じる高品質なエフェクトも搭載され、隙の無い仕上がりのモデリングアンプと言えるでしょう。

https://www.plugin-alliance.com/

Neural DSP Plugins

Neural DSP Plugins

現在では最高級ハードウェアQuad Cortexで有名なNeural DSPですが、元々アンプやエフェクトのシミュレーターのメーカーとして孤高の存在です。アンプシミュレーターソフトウェアは多数の定番アンプモデルとよく使われるエフェクトをパッケージで販売している製品がほとんどですが、Neural DSPは実際の有名ギタリストのシグネイチャーパックや、アンプモデル、エフェクトを単一ごとに販売する方法で展開されているため、その分割高であり、さらにマシンパワーの負荷もかなり大きいのが特徴です。しかし、そのサウンドはそれに見合うほど圧倒的で、他の様々な製品とは一線を画し、もっとも生の真空管アンプに近いシミュレーターとして高く評価されています。サウンドの傾向はヴィンテージよりもモダン系のものに強く、特に複雑な楽曲をメインとしていたり、ギターを重ねるようなレコーディングを主軸とするギタリストに向いています。ただ、その高価格、高負荷を考えるに、ギターの音色に強いこだわりがない制作家にはオーバースペックかもしれません。

https://landing.neuraldsp.com/archetype-petrucci-jp/

ML Sound Labのギターアンプ

Neural DSPと同じく北欧に位置するディベロッパーであるML Sound Lab。基本的にアンプ数種類と少数のストンプボックスを含めたパッケージを一つの製品としており、幾種類もラインナップしています。様々な方向性のパッケージを販売していますが、価格がやや低めに抑えられているところは嬉しいところです。元より有料IRファイルなどをメインに展開していただけあって、その空気感溢れるアンプのサウンドはすばらしく、とくにFriedmanを模したFlagshipの出来は秀逸。モデリングされたアンプは王道から珍しい物まで広く、50年代より続く往年のプレキシマーシャルからDiezelなどの現代のハイゲインアンプまで、ほぼどのような系統のアンプでも揃っています。モデリングには珍しいHughes & Kettnerなどもラインナップしており、ギターアンプのファンにはたまらないラインナップでしょう。トータルで賄う使い方ではなく、メタル系のみ何か一台欲しい、などといった要望にピンポイントでマッチするはずです。またキャビネットシミュレーションを演算で行い、それをIRファイルとして書き出せる”Mikko Cab Sim”という変わり種アプリもラインナップされていますが、この機能も個々のアンプシミュレーターソフトに内蔵されています。

https://ml-sound-lab.com/

Universal Audio UAD-2

コンプレッサーやインターフェースなど、プロユースのハイエンドモデルを多数手がけるUniversal Audio社のアンプシミュレーターです。導入には同社のUAD-2 アクセレーターと呼ばれるPCIeカードとMacパソコンが必要になります。

収録されているモデリング数は少ないものの、一つ一つのクオリティが非常に高く、実機と謙遜の無い仕上がりとなっています。特にMarshallのSuper LeadをモデリングしたMarshall Plexi Super Lead 1959は驚異の完成度で、アンプに強いこだわりを持つプロギタリストも唸らせるほどです。Macパソコンでしか動作しない他、値段も決して安いとは言えませんが、最高峰のシミュレーターを使いたい方は一度試してみてはいかがでしょうか。

Universal Audio社のオーディオインターフェイスと組み合わせて使うのがオススメです。

Universal Audio のオーディオインターフェイス一覧 – Supernice!DTM

その他、定番のソフトウェア・アンプシミュレーター

IK Multimedia AmpliTube 5

AmpliTube 5

ソフトウェア・アンプシミュレーターの定番IK MultimediaのAmplitubeは、2021年に満を持してバージョン5がリリースされました。Amplitubeは元よりこのカテゴリの中でも老舗と言って良い製品であり、分かりやすく整理されたグラフィック、モデルごとに特徴の掴みやすい高品質なサウンド、簡易マルチレコーダーやルーパーも搭載するなど、制作にはもちろんのこと、ギターを弾く人であれば単体で練習にも使える幅広い汎用性を持っています。バージョン5よりはグラフィックが一新され、より柔軟なシグナルチェインにも対応しました。T-RackS譲りのラックエフェクトを大量に新規搭載し、サウンドの幅はさらに広がり、新たな”VIR”と呼ばれる技術によりブラッシュアップされたキャビネットシミュレーターは、シリーズ中でも段違いにリアルなサウンドを提供してくれます。特にT-RackSからの輸入で登場したラックエフェクトの数々は、そのままボーカルやドラムに掛けるエフェクトプラグインとして使えるほどのクオリティを持ち、ギターアンプシミュレーターというカテゴリからも逸脱するほどの使い勝手を獲得しました。

2022年にはバージョン5.5がリリースされ、AIによる新技術を用いたアンプモデリング「Amplitube TONEX」とのシームレスな統合が可能になりました。これによってアンプモデルの数は理論的に無限大に膨れあがったことになります。

Amplitube MAX – Supernice!DTM

Native Instruments Guitar Rig 5

Amplitubeと並ぶギターアンプシミュレーターソフトウェアの定番Guitar Rig。KOMPLETEの中に含まれるため、ギターに縁の薄いクリエイターでも所持している方は少なくないでしょう。あくまでもギタリスト向けの操作性を持つAmplitubeに比べ、KONTAKTを彷彿させるUIは、よりDTMをメインとするクリエイターに見やすく作られている印象を覚えます。そのため、ギターだけではなくシンセやオルガンの音に掛けるにも違和感なく操作できるようになっており、SPLITなどを配置しての信号経路の柔軟さは数あるアンプシミュレーター製品の中でもトップクラス。シンセに向いたエフェクトなどもギター用として使用できるため、エフェクトの種類も随一を誇ります。

2020年、それまでの5からバージョンアップを果たし、Guitar Rig Pro 6として生まれ変わりました。UIはより洗練され、3つのアンプモデル、Softubeとの共同開発で作られた16のエフェクトが新規搭載されています。そして、ハードウェアの挙動をAIで学習させてそれを再現する「Intelligent Circuit Modeling」という新技術が新たに使用され、アンプの臨場感はより増しています。またBIAS AMPなどとおなじく、コミュニティでは世界中のユーザーが作成したデータの共有が可能です。

Native Instruments KOMPLETE 10 – Supernice!DTM

Waves GTR 3

アンプシミュレーターのインターフェイス

エフェクトプラグインの王者WAVES社のアンプシミュレーターです。エレキギター分野でお馴染みPRS(ポール・リード・スミス)の代表と共同開発したことで知られており、WAVES社のプラグインバンドルである「Gold」および「Plutinum」、あるいはそれ以上の上位バンドルに収録されています。


ギター博士の練習曲〜初心者編〜「#1 寝坊したっ?!」
動画のトラックのギターサウンドは、全て GTR3 のアンプ・シミュレーターを使って作られている

洋楽の名盤で耳にするような太く暖かいサウンドが特徴で、アンプのみならずペダルエフェクト類も豊富に搭載しています。単体よりもバンドルで購入した方がお得なので、ミキシング・マスタリングも並行で取り組んでいる方はそちらを選ぶことをオススメします。

WAVES Gold WAVES Platinum

WAVES Gold – Supernice!DTM
WAVES Platinum – Supernice!DTM

WAVES PRS SuperModels

WAVES PRS SuperModels

Wavesには上述の「GTR」がアンプシミュレータープラグインとして定番ですが、このPRS Supermodelsは本家PRSとのコラボレーションにより、3つのアンプを正確にモデリングしたものです。それぞれ太い中低域と幅広い歪み幅を持つArchon、クリーン~クランチに特徴があり乾いたアメリカンなサウンドのDallas、ジョン・メイヤーが使用するJ-Mod 100の初期型をモデルとした開発されたBlue Sierra/V9の3種。Archon、Dallasの二機種は何となく音作りしてもしっかり鳴ってくれるため、かなり簡便に使うことができ、非ギタリストのクリエイターにも問題なく使えるでしょう。

また、音作りの仕方に特徴があるBlue Sierra/V9はセッティングの項目が他の2機種に比べてかなり多く、音作りに凝るタイプのクリエイターにも満足のモデルになっています。内蔵キャビネットシミュレーターはIRを二つ同時にローディングしてミックスでき、そのセッティングもかなり緻密に行うことができます。PRSらしく優等生的な出音になっているため、どのようなシチュエーションでも使える汎用性を持つ代わり、メタル等のエクストリームなジャンルには少し物足りなく感じるかもしれません。Wavesプラグインは販売値が安くなっていることが多く、アンプシミュレーター1本目としてはかなり手が届きやすいため、まず何か一つ探している方にも格好の候補になります。

WAVES PRS SuperModelsを…
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Softube Marshallアンプ5機種

ハードウェア機器の正確なモデリングでトップクラスの信頼性を誇るSoftube社からは、マーシャルアンプが5機種、そしてマーシャルキャビネットをエミュレーションしたMarshall Cabinet Collectionがリリースされています。Softubeはデジタル真空管アンプ「Marshall JMD:1シリーズ」の製作時に、本家マーシャルに技術提供を行ったほどの技術力を持っており、いずれもそれを裏付けるようなハイクオリティを誇ります。5種類の内訳はそれぞれ、オールドマーシャルの定番Super Lead 1959をはじめ、Silver Jubilee、JMP 2203、エリック・クラプトン氏の使用で有名なBlues Breaker1962、ケリー・キング氏のシグネイチャー・モデルをプラグインとしたKerry King Signatureの5種類がラインナップされ、いずれもAC/DCの名盤を手掛けた敏腕エンジニア、トニー・ブラット氏によるマイキングによって緻密に収録されています。

キャプチャに使われた5本のマイクは2本をブレンドすることができ、アンプ直後に配置されたチャンネルストリップによって、ルームマイクとの混合を行いプラグイン内で音色作りを完結させられる仕様で、DAW内での使用も極めて簡便です。アンプ部のつまみで音を作り、チャンネルストリップでマイキングするだけという、ある意味大変シンプルな作りでありながら品質に妥協がないため、優れたギター用アンプシミュレーターが一つ欲しいといった際には良い候補となるに違いありません。元よりアンプ6種類をモデリングしたパッケージである「Softube Amp Room」のアドオンとしても使用できるため、Amp Roomの拡張キットとしても優秀です。

無料のギターアンプ/エフェクター・プラグイン

無料ギター・プラグイン

世の中には無料で使えるギターアンプ/エフェクター系プラグインも数多く存在します。有料のものが用意できない人は、まずは無料のプラグインを試してみて、必要に応じて有料のものを用意するといいでしょう。

ギタリスト必見!無料ギターアンプ/エフェクター・プラグインまとめ – 全23選 – エレキギターニュース.com